私の京都アニメーション

OケＯチさんは、近所に住む絵がうま

いクマさんでした。ほとんど話すこ

とは無くマシン・トレスに没頭して

いました。彼は、車にも乗れなかっ

たので、進行であっても作業が限ら

れていました。



カＯシＯ君は不思議な人でした。　

今風の弁当男子でした。年は自分と

同じだったのですが、なんという

か、腰が低く、いつもニコニコして

て、何事にも真摯に取り組み何事に

もＮＯとはいわない人でした。正直

ストレスが溜まっていたんだと思います。



イＯベさんは、仕上げ作業の要にな

っている人で、最後の検査は彼女が

ＯＫ出ないと送れないシステムで動

いていました。後で知るのですが、

出身校が同じ大阪の北新地の奥にあ

る専門学校でした。仕上げのイロハ

は彼女に教わりました。退職して

から風の噂にＯミＯマさんと結婚さ

れたらしいです。みんな気付いてま

したけどね！



ＯカＯラさんには、いろいろ面倒見

てもらいました。新人研修担当みた

いなポジションでずっと接してくれ

ました。いたずらっ子をお姉さんみ

たいに諭してくれました。　　　　

年下なんだけどね。家庭の事情で、

一時期自宅スタッフをされてました

が、復帰してからは、少しスタジオ

も規模が大きくなっていたこともあ

り、事務職に専念されてました。



Ｏダさんは、ＯカＯラさんと同期

で、机を並べて作業してました。性

格は、人見知りで、頑固で、頑張り

屋さんでした。まだ「ジリオン」が

始まる前、色指定の勉強で、1年程タ

ツノコプロダクションへ出向してま

した。



次回は、京都アニメーション第一回

社員旅行をお届けします。

[2回]