私の京都アニメーション

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2024-04-26

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edit

すべては京阪リビングから。

大阪にあるデザイン学校から離れて、なん

とかアニメーターへの道を模索していたこ

ろ、友人から「こんなのあるけど行ってみ

る？」と、京阪リビングにアニメ彩色募集

の記事を見せられた。

高校時代、東京の制作プロダクション数件

にスケッチを持って仕事をさせてほしいと

頼み込んだが、ご存知のとうりこの業界

は、細分化され、制作サイドではほとんど

人員を増やすことができる状態ではなかっ

た。しかも素人を教育する暇などどこにも

なかった。　　　　　　　　　　　　　　

当時、廻ったスタジオの中で唯一、立ち上

げたばかりのスタジオ・ぴえろのプロデュ

ーサーに、制作進行が足りないからやって

くれないか？と言われたが、当時の自分は

必ずアニメーターになると心に決めていた

ので断って京都に帰ってきた。

後から思えば、このとき承諾しておけば　

もっと近道だったのかもしれない。その時

は、微塵も思わなかった。